美容効果の高いオイルの特徴と使い方
美容効果の高いオイルはネットやバラエティショップなどで簡単に手に入りますが、オイルの違いや使い方がよくわからない人も多いと思います。
美容オイルは使い方や使う場所を選ぶとより快適・効果的にスキンケアやヘアケアができるようになりますよ。
美容効果の高いオイルの特徴と使い方
本記事では、美容効果の高いオイルの特徴と使い方について紹介します。
「スクワランオイル」
最初に紹介するのは、万能で全身に使いやすいスクワランオイルです。
テクスチャはサラッとして伸びやすく、極度の乾燥肌以外には効果を発揮します。
化粧水やボディモイスチャーに配合されるオイルとしてはポピュラーなので、知っている人も多いと思います。
スクワランオイルは軽い使い心地が特徴で、夜だけでなく日中の使用にも適しています。
オススメの使い方はハンドケアやネイルケアに用いることです。
普段使っているハンドクリームに少量混ぜればより高い保湿効果が期待できます。
ネイルケアに使う時は、甘皮や爪の裏を中心によく馴染ませましょう。
甘皮の保湿を続けると甘皮の硬化やササクレが予防・治癒しますし、割れや欠けに強い爪を育てることができます。
マニキュアのような刷毛つきのボトルに入れて使ったり、スポイトで1滴ずつ垂らして使うと便利です。
「アルガンオイル」
次に紹介する美容オイルはアルガンオイルです。
アンチエイジングに効果があったり、美髪力を高めてくれるということで一躍話題になりました。
オイルのテクスチャはこってりとさっぱりの中間辺りで、濃密な保湿感があるのが特徴です。
アルガンオイルは体を洗ったり、ヘアケアを行う時に使うと効果的です。
もし液状のボディソープを使っているなら、泡の中に数滴アルガンオイルを垂らしてみましょう。
髪に使う時は、コンディショナーやヘアマスクの中に混ぜるのが万人向けです。
どちらも数分放置してから最終的には洗い流してしまうので、洗い上がりは適度にしっとりとした肌・髪になっていることでしょう。
直接オイルを塗るわけではないので、脂っぽいのが気になる人でもベタつきや違和感なく使うことができますよ。
髪のパサツキや広がりが気になるなら、濡れた手のひらに1,2滴垂らして気になる毛
先に軽く馴染ませます。
オイルが多いとベタつく原因になるため、少量で様子を見てから塗布しましょう。
「スイートアーモンドオイル」
次に紹介する美容オイルはスイートアーモンドオイルです。
テクスチャはとろりとしていて保湿力が高く、伸びがいいのが特徴です。
保湿効果が高いので普通肌の人~超乾燥肌の人に向いています。
オススメの使い方はお風呂上がりのマッサージに使ったり、浴槽に垂らす方法です。
乾燥や日焼けなどの環境ダメージやムダ毛ケアによってダメージを受けた肌はとてもデリケートになっています。
なので週に2回程度は肌を労るためにオイルマッサージをすることをオススメします。
肌全体に薄く伸ばせばみずみずしくハリのある肌に改善されますし、アロマオイルを希釈して使えばリラックス効果も得られます。
浴槽に垂らす方法はとてもシンプルで、肌質を問わずに使えるのが魅力です。
浴槽に4,5適ほどスイートアーモンドオイルを垂らし、よく混ぜてからいつも通りに入浴をするだけです。
お風呂から上がったら、体は流さずそのまま水分を拭き取るようにしましょう。
日頃の入浴剤だと乾燥する・全身ムラなく保湿ケアしたい人にはオススメの方法なので、是非試してみてください。
「ローズヒップオイル」
次に紹介する美容オイルはローズヒップオイルです。
これもアンチエイジング効果があるということで、各メディアで取り上げられていますね。
テクスチャは重く、しっとりと肌の上に残り続けるのが特徴です。
保湿力が高く、一度肌につけると半日は持続するので乾燥に悩む人にはピッタリのオイルです。
オススメの使い方は、洗顔後のスキンケアの最後に顔に馴染ませるようにします。
とてもしっとりして人によってはベタつく可能性があるので、使うのは朝よりも夜の方が無難です。
ローズヒップオイルにはターンオーバーを促進する効果があるので、エイジングサインの出ている箇所やニキビ跡に塗るのも効果的です。
美容効果の高いローズヒップオイルですが、注意点もあります。
オイルの美容効果があるのは開封してから1,2ヶ月後までで、そこからは徐々に性能が低下すると言われています。
古くなったオイルは顔に使うのをやめ、浴槽に入れたりコンディショナーに混ぜて使うようにするといいですよ。
日中の使用があまりオススメできない理由のひとつに、オイル自体に独特のニオイ(焼鮭に近い)があるというものがあります。
人によってはニオイが気になって使い続けられないということもありますから、ニオイに敏感な人は購入前には実物を嗅いだりレビューをよく見たりして使用を検討してください。
「シアバター(シア脂)」
最後に紹介するのはシアバターです。
上に挙げたオイルは皆液状ですが、シアバターは常温では固形状をしています。
人肌に温めるとバターのようにとろりと溶け出すのが特徴です。
テクスチャは肌の奥までしっとりする重厚感があり、それでいて手触りはしっとりとさらさらの中間くらいなのでとても使いやすいです。
シアバターは万能で体や髪は勿論のこと、顔にも使えます。
伸びはいいもののシアバター単体で使うとすぐになくなってしまうので、普段使うクリームやジェル等に混ぜて使うコツもあります。
オススメは手(爪先)や唇、ヒジやヒザなどピンポイントで荒れやすい箇所に使うことです。
夜寝る前に使えば翌朝までしっとりしますし、香りがなくベタつかないので日中の使用にも適しています。
シアバターの肌馴染みを最大限まで高めるには、手のひらで温めてから乾燥が気になる箇所に塗るようにしましょう。
ジャーから出したばかりの固形状のまま塗るよりも、少し溶かした方が荒れた肌にはすっと浸透するからです。
以上、美容効果の高いオイルの特徴と使い方の紹介でした。
オイル毎に特徴があって使うにあたって最適なシーンも異なることがわかりましたね。
商品がたくさんあって悩んだ時は、今の自分の肌やなりたい肌、使いたいシーンを考えてオイルをチョイスしてみてください。