大人ニキビができにくい肌になるための習慣・コツ
何度も繰り返しできる大人ニキビは見た目も悪くなりますし、触ると痛い・跡になりやすいなど大変厄介です。
ニキビができにくい肌になるためには、いくつかのコツをおさえて日々実践する必要があるのです。
本記事では、大人ニキビができにくい肌になるための習慣・コツについて紹介します。
「肌に触れるものは清潔に保つ」
大人ニキビができにくい肌になるための習慣・コツその1は、肌に触れるものを清潔に保つことです。
一度でも使ったタオルやハンカチなどは、汚れが見えないようでも雑菌が繁殖していたり分泌される皮脂で汚れたりしがちです。
なので綺麗だからまだ使えるや、ではなく少しでも使った時は洗い替えて清潔な状態を保つようにしましょう。
ハンカチは手やものを拭いたりと使う機会があるので頻繁に洗っている人が多いと思います。
ですが家で使う洗顔用のタオルや、枕カバーなども意識することがニキビレス肌を作るためには必要なのです。
ちょっと顔を拭くだけ、枕も寝る時しか使わないからと注意を払うのを忘れがちですが、実際はしっかりと汚れが付着しているのでそれが顔に触れるとニキビができる原因となります。
掛け布団を顔近くまで持っていく人や布団を被る人の場合は、掛け布団も定期的に洗濯をするようにしてください。
寝ている間も皮脂は分泌されていますし、何日も繰り返し使用することでより汚れは蓄積されていきます。
そしてこれもまた忘れがちなことですが、ファンデーションやフェイスパウダーのパフも常に清潔を心がけましょう。
肌自体のケアとは関係のない部分ですが、簡単にニキビができるリスクを下げられる可能性があるのでぜひやってみてください。
「ニキビがなくてもニキビケア商品を使う」
大人ニキビができにくい肌になるための習慣・コツその2は、ニキビがないうちからニキビケア商品を使うことです。
ニキビ用スキンケア用品はできてしまったニキビに使っても効果があるので、ニキビができてから購入している人もいるでしょう。
しかしニキビのできにくい肌に整えるためには、ニキビがなくても油断せずにニキビケアをすることが大切です。
オーソドックスなニキビ用スキンケアは洗顔料・化粧水・クリームや美容液の3点セットであることが多いです。
ニキビ用の洗顔料は毛穴の洗浄力が高く、ニキビの元となるアクネ菌を殺す成分が配合されています。
毛穴汚れを効果的に落としてくれるので毛穴づまりが原因となるニキビの発生を抑えてくれますし、アクネ菌も殺菌するのでよりニキビができる原因を遠ざけてくれます。
ニキビ用の化粧水はアクネ菌の殺菌作用や、毛穴引き締め効果のあるものが目立ちます。
また、ニキビや肌荒れに効果的な生薬が配合されているものもありますね。
大人ニキビの場合は、薬局で売っているようなサッパリ感を重視したものは逆効果になる可能性があります。
大人ニキビや周期ニキビはホルモンバランスの乱れからくる肌の水分・油分バランスの崩れが原因で起こることが多いです。
肌内側が乾燥してしまうと水分が枯渇していると勘違いした肌が過剰に皮脂を分泌させ、それがテカリや皮脂詰まりからのニキビに繋がっていきます。
なので周期的にニキビができる場合は、適度にサッパリ感がありながらも肌への浸透力に優れたニキビ用化粧水を使うようにして下さい。
保湿重視だからといって高保湿過ぎる化粧水を使うとベタつきやヌルつき、テカリの原因になるのでそこは自分の肌質を考えて選ぶようにします。
乾燥が気になる場合は、ニキビ用の美容液やクリームと併用すると尚効果的ですよ。
「美肌に効果的なビタミン類を摂取する」
大人ニキビができにくい肌になるための習慣・コツその3は、美肌に効果的なビタミン類を摂取することです。
ニキビレスの美肌を作るには、外側のスキンケアだけでなくサプリメントを用いた内側からのケアも同時に行うとより効果を高めることができます。
ニキビに特に効果があり、手頃に入手しやすい成分はビタミンCやビタミンBです。
肌のターンオーバーを円滑に行うようにLシステインだったり、肌老化を防ぐためにビタミンEも摂取すると総合的に美肌に近づくことができます。
ビタミン類は錠剤で単体だけ摂取するのもいいですが、薬局や専門店に行けば美肌用のサプリメントが売っているのでそうしたものを買うのがいいでしょう。
常識的な範囲内の量でしたら、いくつかのサプリメントを併用しても構いません。
例えば総合的な肌荒れケアのサプリメントと、ビタミンCのサプリメントを併用するといったような具合です。
ただ飲み合わせによって悪影響が出る場合もあるようなので、摂取したい成分があるなら事前に調べることをオススメします。
ビタミン類はサプリから摂取するのが手っ取り早いですが、勿論食べ物や飲み物から摂取しても構いません。
ハーブティーや健康茶の場合はビタミンが効率よく補給できたり、食物繊維が含まれており腸内環境を整えてくれるものなどもあります。
普段そうした健康的なものを摂取しつつ、サプリでより美肌成分を取り入れていくのが美肌を目指す上では一番効率的と言えます。
「清潔ではない手・髪を顔に付けない」
大人ニキビができにくい肌になるための習慣・コツその4は、清潔ではない手・髪を顔に付けない ようにすることです。
生活をしているとつい顔に手をやることがありますよね。
例えば頬杖をついたり痒みを感じた部分を掻いてしまったり。
他にも人によっては何かしらの癖で顔を触ってしまうことがあると思います。
こうした行動もニキビの元となるので、洗っていない手で顔を触るのは控えるようにしましょう。
手は汚れていないように見えて、色々なものに触れることで知らず知らずのうちに雑菌まみれになっています。
免疫力の低下した肌だと、手についた雑菌が元でニキビが発生してしまうことがあります。
また、顔に髪がかかっている場合もニキビができやすくなるので注意しましょう。
前髪やサイドの触覚などに付着した皮脂汚れや微かな塵・汚れなどが顔の皮膚に接触し、汚れが毛穴に溜まってしまうとニキビができてしまいます。
いつも特定の場所だけニキビができてそれが手・髪が触れるような場所なら、その部分を触らないことによってニキビが改善されることがあります。
意識して顔を触れる癖を我慢したり、ニキビが発生しがちな部分の髪はまとめておくなどの対策を取れば、ニキビのリスクを抑えることができます。
以上、大人ニキビができにくい肌になるための習慣・コツの紹介でした。
これらの習慣・コツを実践すれば、しつこいニキビでも大分改善されることでしょう。
周期的にニキビができるとか、対策をしていてもニキビに悩まされるような場合は上記のニキビ対策を習慣化してみてください。